親または家族・親族が行なっている農業経営体で農業をはじめる就農スタイルです。最近は、祖父母の行っている農業を継ぐ形で就農されたという話をよく耳にします。
農業技術や経営について親や親族の指導の下で実践的に学び、将来的には事業を継承して、経営者としての役割を担うことになります。イチから農業に飛び込む新規参入者と異なり、農地、農業機械や設備、代々培ってきた顧客や周囲の信用をそのまま引き継げることが大きなメリットといえます。
経営を継承したときから「責任」や「周囲の期待」という重い荷物を背負うことになりますが、就農前に培った経験や知識を活かして、新しい事業に取り組んで活躍されている方も多数います。