新規就農者

理想の形のイチゴを育てたい 大分県佐伯市・三又詩穂さん

 大分県・JAおおいた南部エリアいちご生産部会の三又詩穂さん(34)は、県内で注目を集める若手の新規就農者だ。2年間のファーマーズスクールでの研修を3月に終え、自身のハウスで準備を重ね、11月から本格的な出荷シーズンに突入した。

 ハウスは佐伯市に7棟(23アール)を新規に構える。最新設備で県独自ブランド「ベリーツ」を栽培し、年間11トンの生産を目指す。年末の出荷最盛期を迎えたハウスではマルハナバチが飛び交い、「ベリーツ」が赤く実る。

 三又さんは、頑張ればしっかり収入を得られる仕事に魅力を感じ、イチゴ農家となった。毎朝5時に収穫を始め、パック詰め、出荷をこなす。応援する家族と一緒に栽培に励む。

 三又さんは「ハウス内の温度調整が難しい。大玉でおいしく理想の形のベリーツを育てたい」と話す。

 

 

▼三又さんが研修した「ファーマーズスクール」のウェブサイトはこちら

https://nourinsui-start.oita.jp/support/nougyou_support/