◎能登町にある吉尾牧場です◎

株式会社吉尾牧場は、能登半島に包み込まれた内海に位置する能登町で酪農経営をしています。
海の匂いと土の匂い・・・町を歩いていると時間を遡ったような懐かしく温かい感覚を覚える、そんな場所です。

さて、当牧場には3種類の牛がいます。
1種類目は乳牛のホルスタイン。酪農を営む当牧場の主力の牛たちです。ホルスタインは、誰もがイメージする白黒模様の牛で、性格はおとなしく人間にも従順で飼育しやすい牛。。寒さには強いですが暑いのは苦手です・・・。当牧場には現在100頭ほどいて、そのうち95頭を毎日朝夕の2回搾乳しています
2種類目は肉牛の黒毛和種。誰もが唸る美味しいお肉の日本代表です。こちらの牛も穏やかな性格で、少し小柄。当牧場では10頭ほど飼養しています。と言っても、育てているのは生後9か月ほどまで。その後は市場に出荷して肉牛農家さんのもとで1年半ほど育てられます。ちなみに、この牛は暑さには強いです。当牧場にいるこの牛たちを産むのは、実は、ホルスタインたち。？？と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、当牧場では、受精卵移植という技術を使って、ホルスタインに和牛の受精卵を移植して、和牛を産ませているんです。
最後、3種類目はF1牛（交雑種）。ホルスタイン（雌）と黒毛和種（雄）との交配により生まれる一代限りの牛です。生産コストを抑えつつも肉質を良くするために作られた品種になります。いわばハーフの牛なので病気に対する抵抗力が強いです！こちらの牛たちは、生後まもなく哺育して出荷しています。現在は10頭ほどいます。

現在、当牧場では、この牛たちのお世話をしていただく従業員を募集しています。
メインの仕事はホルスタインの搾乳と、その他の管理業務です。