研修/学ぶ
公益社団法人国際農業者交流協会では、令和4年度の海外農業研修プログラムの参加者を募集しています。
日本国内にいるだけでは知ることができない外国の農業現場。そこに1年から1年半滞在して学ぶことができるプログラムです。研修先は、アメリカ、ヨーロッパ(デンマーク、ドイツ、スイス、オランダ)、オーストラリアです。野菜や果樹の生産や、酪農、養豚、肉牛、養鶏などの畜産業、花卉、造園などを学ぶことができます。
農業教育課程は、欧州を中心に学校での座学と農場での実務研修を組み合わせたカリキュラムが組まれています。学校で学んだことを実地で実践することで基礎と応用を身に付けることができるため、即戦力になる人材が育つとされます。座学と実務研修を繰り返し行うことからサンドイッチ教育と呼ばれますが、例えば、アメリカコースでは、18か月間のプログラムのうち、約12か月間の実務研修を挟んで、最初の2か月間と、最後の2か月間を大学等の教育機関で学びます。
海外農業研修は、日本の農業教育で不足しがちな国際感覚と実務研修を効率的に身に付けることができるユニークなプログラムです。
留学では経費負担が心配ごとの一つです。海外農業研修に参加するにあたっても130万円からコースによって170万円ほどかかります。しかし、昨年から国の助成金によって、なんと参加経費の半額、最大60万円まで助成されるようになりました。この助成制度を利用することで、今までよりもずっと海外農業研修に参加しやすくなっています。
農業教育高度化事業⇒農業教育高度化の支援:農林水産省 (maff.go.jp)
募集期間は4月1日から9月30日となっています。なお、オンラインでの仮申込(プレエントリー)は9月25日までとなっていますので、お早めにお申し込みください。
プレエントリー⇒https://www.jaec.org/program/entry.htm