研修/学ぶ
本研修は、農林水産省の令和3年度農山漁村振興交付金(地域活性化対策(人材発掘事業))の一環として、実施いたします。農業体験や地域の課題解決に向けたワークや取り組みなどを通じて地域の生活を体感し、その土地に移住したり関わって生きていったりするきっかけを作る、短期研修プログラムです。プログラムを通し、農あるくらしで関係人口を創出し、持続できる地域づくりを目指していくことが目標です。「地方に移住したいけれど実際どんな地域なのかわからず不安」「新規就農したいけれどどこで何をすればいいかわからない」、そんな方におすすめのプログラムです。
【京丹後市宇川地域】
ダイナミックな日本海や棚田、灯台など自然と歴史文化が豊かなまちですが、近年は高齢化と人口減少が深刻な問題となっています。2019年には地域唯一のスーパーが閉鎖。「まちをなんとか元気にしたい」と、老若男女問わず住民が奮闘し、地域を盛り上げようと奔走しています。そんな宇川で農業と地域おこしをミックスさせた12日間の研修を実施します。
【研修要綱】
〇日程:2021年11月18日(木)~29日(月) ※休暇2日含む
〇研修場所:京都府京丹後市丹後町宇川地区
〇宿泊場所:市内のコテージを予定
〇体験内容:
《農業体験研修(5日間)》⇒地元の京野菜「海老芋」の出荷作業など
《地域課題研修(5日間)》⇒イノシシやシカ、サルなどの鳥獣被害対策とジビエの有効活用について、食肉処理施設の見学など
〇応募条件:
(1)60歳未満の、将来的に農業をはじめ一次産業に関わりたいと考える方で、3大都市圏内の都市地域(※3)、政令指定都市にお住まいの方ならどなたでも応募可能です。申込み後、30分程度の面談の上、参加の可否を決定します。
(2)研修の全日程に参加できることが必須となります。詳しくはお問い合わせください。
〇補助: 現地までの往復の交通費、1日あたり1万円の宿泊手当、農業研修時の手当(研修地域の最低賃金の半額程度が目安)を支給します。
〇その他:体験先や宿泊先までの送迎から、レポート作成のアドバイス、研修中の相談など専任のコーディネーターがサポート致します。